2009/06/09

『愛を読む人』 "The Reader"


タイタニックのケイト・ウィンスレット主演。
<あらすじ>
ある日、急に気分の悪くなった15歳のマイケルは、道端で吐いてしまって倒れそうだったところを、年上女性ハンナに助けられる。病気が治ったマイケルがお礼を言いにハンナの家を訪れたことがきっかけとなり、二人は肉体関係を持ち、いつしか恋人同士に。二人の間ではマイケルがハンナに本を読んで聞かせ、それが終ると愛し合うというのが習慣になっていく…
ベルリンを舞台にした映画。ぼろぼろ泣きました。ストーリーだけでは解らない、苦しさ、切ない思い、プライド、悲しみ、その他にも二人それぞれの複雑な感情が展開されてゆきます。どちらにとってもかけがえのない愛であったのですね。
映画に映し出されているのは始まってから30年程なのでしょうか。延々と切なく続く、ある愛の形を映し出しています。心を締め付けます。映画が終わっても愛は終わらず、ずっと彼を締め付けさいなみ続けているのですね。素敵な映画でした。

0 件のコメント: